お詫び

昨日、たかま響公式Twitterアカウントにて「表現規制に反対する皆さんは、例え自民党が嫌いでも山田太郎を、立憲民主党が嫌いでも高間響を応援してください」というツイートをしました。
山田太郎前参議院議員とは、私が脚本・演出をしたコメディ「非実在少女のるてちゃん」(東京都の青少年健全育成条例改正案に反対する内容)を上演した時からお世話になっており、政治資金パーティーで劇団の仲間と小演劇を披露したほど、表現規制に対して意思を同じくしておりました。そんな山田さんが、自民党から出馬をするというニュースを耳にし上記のツイートを行いました。

いうまでもなく私は立憲民主党の党員ですから、今年の夏の参議院選挙比例代表では立憲民主党の候補者を応援します。誰を押すかは決めていませんが、交流がある川田龍平さんや石川大我さんとともに戦いたいとも思っていますし、今後ご支援いただいた労組の組織内候補を押すかもしれませんし、「立憲民主党」という党名を書くかもしれません。
他党の候補、まして国政においては敵対している自民党の候補者を自ら応援することはあり得ません。自民党という党に対して、私はかねてより不信感を持っており、投票権を得てから一度も投票をしたことがありません。

親交の深い山田さんが自民党の候補者になったということは、とても悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、私は「裏切られた、もう絶縁だ」とは言えません。「表現規制」に対しての思いは、私も山田さんもとても強く、党派は別れても共に闘っていくという気持ちは変わりません。

しかし先述の表現では、「比例代表では山田太郎を」と捉えられても当然の表現でした。非拘束名簿式では、「山田太郎」と書いた票は自民党の投票としてもカウントされます。私も党の仲間も、立憲民主党への支持を得るために真剣に活動している中で、全くもって迂闊な発言であったと思います。

立憲民主党に対して大きく期待をしていただいている方に、大きな失望を与えてしまい誠に申し訳ございません。反党行為そのものだと思います。

私が立憲民主党の公認で政治に挑戦した理由は、
・市政においてやりたい政策を実現するためには、一人では出来ないから
・立憲民主党という政党の理念が好きなので、枝野幸男を総理にするために政党の足腰になる地方議員を目指したい
以上の二つの思いからです。山田さんは100%前者だと私の希望も含めて思っていますし、ほかの方には後者もいるでしょう。どちらも実現したいという高い目標を目指す以上、今回の行為は許されざる行為だと思います。

「表現規制反対」というのは、劇作家としてとても大切に思っています。私が立憲民主党の一員になりたいと思ったのも、枝野代表が先陣を切って規制反対の論陣を張り、本多平直さんという非常に強力な反対派議員もいて、菅元総理は「自分が好きな絵を描いたりといったことに、政治が関与するべきではない」と所信表明演説で語って頂くなど、多様性を大切にしている党だからです。
先述の「のるてちゃん」公演は、山田さんをはじめ、当該公演にてアフタートークゲストに来ていただいた、保坂展人世田谷区長や、有田芳生さん(「ツレがウヨになりまして」というヘイトスピーチを題材としたコメディでゲストで来ていただきました)にも「のるてちゃん」は絶賛していただいています。反ヘイトスピーチの先鋒を務めているため、有田さんを規制派と誤解されている方もいらっしゃいますが、志は一緒です。

昨今の「リベラルが規制派」で「保守が反規制派」かのように言われる風潮を非常に悔しく思っています。実際には、どちらの陣営にも賛成派、反対派がいて、私はリベラルこそが反規制をしっかり掲げなければと思って活動をしております。そんな中、山田さんが自民党から出馬という報を非常に悔しいと思いで聞きました。次回の2022年こそは「表現規制反対」イシューの候補を立憲民主党から立てたいと思っております。

私が政治活動を始めて「高間の今までの活動もこれからのやりたいことは応援はできるが、立憲民主党であることで応援できない」と言われることがたまにあります(保守派の方もいますが、立憲ではリベラル的に生ぬるいという方もいます)。もちろん「立憲民主党の公認候補である」ということは大事です。しかし今まで一緒に「表現規制反対」について取り組んできたのに、そこで切れてしまうんだなあと思うと、とても悲しく思っています。

政治にはいろんな課題があります。私は「文化」も「表現規制」も「反差別」も「子育て」も「観光」も「防災」もすべてに力を注いでいきたい。この課題に関してはこの候補者、この課題関してはこの候補者に、と一人一人で選びたい。参院比例は1人10票くらい欲しいと思っています。「立憲民主党」ということがどうしても許せないなんて言わず、沢山の課題一つ一つを真剣に考えていることを分かってほしい、そして力を貸してほしいという思いが過ぎた結果あのようなツイートになってしまったのだと思います。そうだったとしても許されることではないとも思っています。

ツイートがこれ以上拡散されるのは関係者の皆さんへのご迷惑になりかねないため元ツイートは削除いたします。しかし、全てなかったことにするのでは誠意を示せないので、スクリーンショットを撮った上で削除ししばらくこの反省文とともに載せておきます。

私は政治活動を始めたばかりです。これからも失敗や未熟な点があるかと思います。このようにたくさんの方からご指摘を頂き、期待していただいていることを感謝しております。この反省を活かし、これからも精進してまいりますとともに、皆様のお力を貸していただければと思います。

たかま響